アップルクランブル




りんごが美味しい季節になりました。

シーズンの始まりを告げる紅玉、甘くて酸っぱい、ちょっとやんちゃ味の真っ赤な果実がやってくると、美味しい秋が来た!って小躍りしてしまいます。




そのまま食べたり、サラダやなどに入れてフレッシュな味を楽しむのもいいですが、

パイやタルト、ジャムなどに加熱して食べても香りが立ってとても美味しい。


今回は、我が家でよく作る簡単アップルクランブルを紹介します。

リンゴを煮て、小麦粉とバターで作ったそぼろをかけてオーブンで焼くシンプルなおやつ。

焼きたての温かいところに冷たいバニラアイスをのせて、とろとろ溶けたのをリンゴに絡めて食べるのです..... あー、想像しただけでもよだれが出てきそう.....


私と、この「あったか冷たい味」の出会いは今を遡ること約30年前、オレゴンで大学生をしていた時。季節は秋から冬への入り口の頃、大学近くのダイナーで薄いコーヒーをすすりながらアップルパイを注文しようとしたところ、メニューに「アイス付き(with ice cream)」(多分プラス2ドルくらい)という表記を見つけて、「これどういうこと?」と一緒だった友人達に尋ねると、「え?アップルパイは当然アイス付きでしょ」と薦められるままに注文したのです。しばらくして運ばれてきたそのアップルパイは湯気が立つほど温かく、上にはその熱で半分溶けかかったアイスクリームがドンとのっかっていたのです...その衝撃!まず、当時の私が知っていた日本のアップルパイは温かくなかった、強いていえば、マクドナルドのアップルパイ、これは温かかった?かもしれない、でも、そこにはアイスはのっていなかった、なので本当に驚いた。その皿の上の大きな熱いパイと火口から流れる溶岩の様に溶けるアイスクリームの姿に圧倒されながら、恐る恐るすくって口に運んだ時の衝撃!口の中が熱いやら冷たいやら忙しい中、徐々に二つの味がまったり絡んでくる美味しさにすっかりやられてしまいました、ありがとうアメリカ!大学で勉強したことはいっぱい忘れてしまいましたが、あの夜のアイス付きアップルパイの衝撃は忘れられず、今でも温かいリンゴのおやつは必ずアイス付きです(笑)


素朴だけど、なんだかテンションが上がってしまうあったか冷たい季節のおやつ。

ぜひ平鍋で作ってみてください〜



<アップルクランブル> (4-5人分、φ21cmの平鍋(並)を使用)


紅玉リンゴ 4個

バター 20グラム

グラニュー糖 大さじ2

白ワイン(または水) 大さじ2


(クランブル)

薄力粉 100グラム(半分をアーモンドプードルにすると香ばしくて美味しいです)

きび砂糖 80グラム

バター 80グラム(2cm角くらいのサイコロに切っておく)


シナモン 適量

クルミ お好みで


バニラアイスクリーム 適量



1.クランブルを用意する。薄力粉と砂糖をフードプロセッサーに入れ、何度か回して混ぜる。サイコロに切ったバターを入れて何度か回し、ポロポロになったら出来上がり。

フードプロセッサーがない場合は、大きめのボウルに粉類を合わせ、サイコロバターを粉になじませながら指でつぶしてポロポロにする。



2. リンゴを一口大に切る。

無農薬リンゴ(善積農園さんから)なので、さっと汚れを流して、皮ごと使います。



3. 平鍋を温めバターを溶かしリンゴ、砂糖、白ワインを入れて全体に絡める。



4. 蓋をして強めの中火で煮る。



5. 煮立ったら蓋を取り、弱火にして、



6. アルミホイルを軽くかぶせて、リンゴが柔らかくなるまで煮る(15-20分くらい)



7. 柔らかくなったらホイルを外し、焦がさない様に注意しながら強火で残っている水分を飛ばす。



8. シナモン(お好みで)を軽く振り、クランブルをたっぷりのせて、



9. クルミもパラパラとのせる



10. 200度のオーブンで25分くらい、こんがり色づくまで焼く。



温かいうちにアイスと一緒にお召し上がりください!


* オーブンの温度や時間は目安です。様子を見ながら調節してください。

* 7(リンゴを煮る)まで事前に準備しておいて、食べる時間の30分くらい前に焼き始めるとアツアツを楽しめます。

* クランブルを多めに作って冷凍しておけば、いつでも楽ちんに作れるので、私はそうしています。