私たちの家へのアプローチには「煩悩の庭」(私が勝手に名付けた)というコーナーがあり、そこにはブルーベリーや金柑、茶の木など(レモンも植わっていたのですが、信楽の寒さに耐えきれず消滅...)花も綺麗で食べられる!という欲張りな植物がたくさん植えられています。小さな子供達が実をつまんで食べながら家に近づいてくるというイメージで庭師さんに作ってもらいました。作庭してもらって3年経ち、木々もしっかりとしてきて今年はブルーベリーがたくさん実りました。
実が色づき始めると、目ざとい小鳥たちがやって来てチュンチュン鳴きながら嬉しそうにブルーベリーの周りを飛びかいます。
欲張りな私は、鳥たちがブルーベリーをついばむのを見つける度に、
「あ!私のブルーベリー食べてる!こらこらー!」と叫んだりしていたのですが、
ある時てっちゃんが、「たくさんなってるんやから、ちょっとくらいあげたらいいやん」と一言。「そうだよね、私、何をそんな必死に」、はっと目が覚め、それからは気にしないことに。結局、鳥たちと分け合っても私たち家族がジャムにして楽しめるくらいのブルーベリーが収穫できました。
いつもの信楽の10月は、そろそろ紅葉も始まって長袖のシャツに袖を通す季節ですが、
南方に停滞している熱帯低気圧の影響とやらで、今年はまだ夏のような日が続いていて、半袖Tシャツで汗をかきながら仕事をしている始末。一体、秋はいつ始まるのでしょう?
とはいえ、高原の季節はある日突然ページをめくるように変わるのが常なので、
「今のうちに...!」と慌ててアイスやスムージーにブルーベリージャムを混ぜて食べています。だけど考えてみれば、何もそんなに焦らなくったって、涼しくなればパンケーキやトーストと一緒に食べればいいんだよな、ということに気づき、改めて自分の欲深さに呆れて笑ってしまったのでした(笑)
3 years ago, we did a major reconstruction in our garden.
One thing we asked our gardener (a good friend of our's) was to plant trees that produce fruits as well as bear pretty flowers in the approaching section of the garden.
With our dream vision that someday in the future, small kids(maybe our grandchildren?)
can enjoy picking and eating berries before coming into the house.
If the color of the flowers white, it would be perfect, we added.
He choose blueberries, kumquat, lemon, and tea trees.
And we love his choice!
In the last couple of years, we didn't have any harvest.
But this year, our blueberries started producing lots of beautiful fruits.
Not only ourselves but also birds enjoyed eating them.
During summer, I stored extra berries in the freezer and recently made into jam.
It tastes so good on ice cream, and can add beautiful color to banana smoothies.
The problem is that since it's so delicious, it looks like the jam won't last even before the end of autumn...
Maybe, I need to ask birds to stay away from our berries from next year...
*この文章を書いたのは10月に入ってすぐのことでした。
それから約一週間経った今、信楽の季節のページはすでにめくられ長袖を着て温かいお茶が美味しい気候になっています。
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