ブリスベン~ケアンズ オーストラリア東海岸の旅

昨年のNYに続き今年のブリスベン行きもフライトのキャンセルから始まったのでした~。 もうオータニ家の人々は突然のフライトキャンセルになんて驚きません! さっさと諦めて飛行機のチケットを取り直し、缶ビール片手にBBQの準備に取り掛かり、始まってしまった夏休みを無駄なく過ごすことに専念します。 ということで、降って湧いた突然夏休みを利用して大山崎界隈を観光してから関西空港へ!

関西空港へ行く道すがら荏胡麻油発祥の地、離宮八幡宮や大山崎山荘美術館へ。 もう、フライトキャンセルはこりごりです~。

到着が1日遅くなったので大急ぎで展覧会の準備に取り掛かります。 会場のpaper boat press Ashgroveという街のかつてコーナーショップだった建物を改装してギャラリーにしています。 1926年に建てられ、もともとはミルクやパン果物や野菜を販売するような万屋だったそうです。 その後、手芸屋さんだったりアンティークショップ、パイショップだったりしたようで今に至ります。 文字通り三叉路コーナーにあってとても愛らしい外観でしょ。

中はこんな感じです。

桃さんコーナー。

僕のコーナー。

オーナーのお母さんのシェリルがお昼を用意してくれます。

オープニングのレセプションパーティのために日本からお酒を持っていきました。 今回は大好きな「松の司」をテイスティングしてもらおうと違う造りのものを用意しました。

レセプションパーティーにはたくさんの方に来ていただき感謝感謝です!

翌日には桃さんの絵付けのデモストレーションを行いました。 陶芸を趣味にされている方も多く本格的な質問も飛び出します。

そして休日には友人を招いて食事会を!

二度目の展覧会だったので多くのビジターとは既知の間柄。 楽しい時間を過ごしました。 オーナーのJhonson家の皆さんには本当によくしていただきました。 彼らも日本の僕たちの工房を何度も訪ねてくれているし、今回僕たちもの二度目の展覧会で国は違えど親戚のような気持ちです。 ありがとうございました!

さてさて、ここからは旅のはなしです。 昨年の北米旅行では巨大なアメ車でしたが今回の相棒は日本製の4WDです。

最初の目的地は世界で最も大きな砂でできた島、フレーザーアイランドです。 Wikipediaによると南北123km、幅25km、島の最高高度は240mだそうです。 フレーザーアイランドへは上陸の許可を取れば車を持ち込むことができます。 島内をレンタカーでウロウロしようと目論んで4WDを借りたのですがどうもそれは甘かったようです。 借りた車では少し車高が低く島内を走るには性能不足でした。 結局、車はメインランドに置いて行くことにしました。 残念。 次回来るときはもっと大きな4WDを借りて行くことにします~。

フレーザーアイランドではaiabnbで手配しておいたコテージに宿泊します。 食料とお酒はフェリーに乗り込む前にスーパーマーケットで調達してハンドキャリーです。 ビールを1ケース持ち込む乗客もいましたよ~。 バカンス満喫!どんだけ呑むねん!!

コテージには広いキッチンもあります。 この旅の間、三人娘たちは本当によく手伝ってくれました。

旅行中、ほとんどの食事は僕の指導のもと娘たちによって手際よく支度されていきました。

それにしても桃さん嬉しそうな顔ですね! これを見ているだけで僕も幸せになります~。

レンタカーでのフレーザー島の観光は諦めたので4WDバスで島内の見所を回るツアーに参加。

島内には舗装路は無く、砂浜が道路として使われています。 制限速度は80km!(みんな過不足なく正確に守ります) 島から海へ注ぐ小さな川を避けながら爆走します!!

難破船マヘノ号(Maheno)。

亜熱帯の森林を散策。

かつては木材の伐採が盛んに行われていたのですが1992年に世界遺産に登録されるの期にフレーザー島での木材伐採は終了したそうです。

マッケンジー湖へ。 三人娘はオーストラリアに来たら泳ぎたくて仕方なかったようで突入! 亜熱帯とはいえ冬なんですけど~。 僕と桃には涼しすぎてちょっと無理でしたっていうかここへは水着すら持って来ていない!

ワライカワセミと遭遇。 たくさんいるようで時々本当に笑っているような鳴き声が聞こえて来ます。

若者はカメラを向けるととりあえず飛び上がります!

三女作の三脚。 日が沈む様子を早送り動画で撮影するためにその辺に落ちている流木で制作。 感心感心、なかなかよ良くできています。

今晩はチキンと野菜をオーブンで焼いていただきました。 今回の旅ではモーテルであってもキッチンのついているところを選んで滞在するようにしました。 たいていのキッチンにはオーブンも設置されています。 (平鍋を売り込むチャンスはあるのだ!) また置かれている食器は最低限のものしかないのですが、そのことにとても刺激を受けました。 もういちど、作品のラインナップのそのあたりを見つめ直すいい機会となりました。

さようなら砂の島! これからグラッドストン→マッカイ→タウンズビルに立ち寄ってケアンズまで1700kmの移動です。

メインランドへ戻ってしばらく行くとワイナリーを発見。 この辺りはたくさんワイナリーがあるようです。 絶対に車でしか行けないところなのに試飲を勧めてきます~。 もちろんワインをゲット!

バンダバーグ ラムの工場へ! ブリスベンからケアンズまでのM1(モーターウェイ)の道沿いはほぼさとうきび畑!! す~っとサトウキビ畑なんです。 こんなにたくさん作っているのに生産量は世界8位だそうです。 いったいどうしてこんなに砂糖が必要なのか僕には理解できません~。 ちなみにサトウキビ1本から採れる白糖は角砂糖2個らしいです。 ここでも当然のように入場券にラムの試飲券が2枚ついて来ます~(もちろん車でしか行けない)。 さすがにここは1杯でやめておきました🍶 オーストラリアではお酒の瓶にどれだけ飲んだら運転してはダメかが書いてあります。 いまのところ飲酒運転が全面的に禁止じゃないんですよね。

キッズたちにはこれ。 バンダバーグ名物ジンジャービアー。 といってもビールでありません、ジンジャーエールに似た炭酸飲料です。 工場が改装中で小さなポップアップショップだけでしたが全商品の試飲をさせてもらいました。 (結構お腹いっぱいです)

道中は大体さとうきび畑かこんな風景で時々マカダミアナッツやバナナを栽培していたり牧場があったりします。

せっかくなのでコアラでも見に行こうということになりビラボンサンクチュアリへ。 小さな動物園でしたが職員さんがちゃんとツアーしてくれたり解説してくれたりで なかなか良い動物園でした。

ワラビーに餌をあげたり。

オータニ家に一番人気だったのはこの子、ウォンバット。 歯出過ぎやん!

まもなくケアンズですがもう少し寄り道。 マムー・レインフォレスト・キャノピー・ウォークウェイでツリートップウォーク。 今回の旅は亜熱帯から熱帯雨林への移動でした。 少しずつ植生が変わって行くのを感じます。

この公園は大きなサイクロンによる災害後にできたそうです。 その被害の前後で大きな木は倒れ植生が大きく変ってしまったとのことです。

ようやくケアンズへ! 友人のおばさんマリアンヌさんとラスティーズマーケットで待ち合わせ。

地元の野菜や果物が売られています。 南国やね~!

今日から数日間はaiabnbで借りた家で過ごすので食料をここで調達します。

英語が達者の桃さん! 頼りになります~。

見たことのない果物、ブラックサポテ。 チョコレート味なのだとか。 もちろんゲット! 感想は後ほど~。

ケアンズでのお宿。

プール付き~! 水は塩水でした!!

クラフトビールとジンジャービアで乾杯!

キッチンも広くて充実しています。

マリアンヌさんからいただいたカーペンタリア湾産のエビ! 彼女はもともと漁師さんだったそうです(このエビはその会社からやってきました)。 茹でただけですが本当に美味しい!

ブラックサポテ。 チョコレートではないような。。。。。 見た目も味も柿に似ていました。 かなり追熟したものを食すので干し柿に近い感じです。

今回の旅は今までになく観光満載です。 観光鉄道でキュランダへ!

キュランダの町の観光にはあまり興味がなかったので熱帯雨林を散策するとにしました。

世界最古の熱帯雨林の一つで1億3000年前に形成されたのだとか。

帰りはスカイレールで熱帯雨林を見下ろしながら下山。

往路に乗車した鉄道が滝の向こうに見えます。

じゃじゃ~ん、本日のディナー。 セミエビ!! これもマリアンヌさんにいただきました。 むちゃくちゃ美味かったです!

シュノーケリングをしようということでポートダグラスへ。 グレートバリアリーフはもっと岸から近いと思っていました。 沖へ約一時間半、船で行きます。 到着する頃には十分に船酔いしていました。

冬季は透明度が高くてサイコーらしいですが水温23度は僕たちには少し冷たく3カ所のポイントに寄りましたが2カ所しか海には入りませんでした。

大谷家の三人娘は小さい時から水泳を習っていたので泳ぎは達者です。 思った以上に波が荒く僕はほとんど溺れていました。 浅く穏やかな透明度の高いサンゴ礁を想像していましたが命の危険を感じるくらいの深さ、波でした~。

ではこれから岸に戻ります。 また一時間半の船酔いに耐える就航の始まりです~。

今晩も次女が調理助手を務めてくれます。 こうして家庭の味を受け継いでいくのですね。

やっぱりオージービーフでしょ。 Tボーンステーキを焼きました。 グラスフェッドの赤身の肉は野性味があってあまりもたれませんが僕たちには少し大きすぎました~。

オーストラリでコーヒーを栽培しているのをご存知ですか? ケアンズにはいくつかのコーヒー農園があります。

収穫の最盛期ではなさそうでしたが実がなっていました。

果肉はほんのりと甘く実の中にはたいてい向き合わせで二つの種があります。

オーストラリにはいたるところに公園があってたいてい無料のBBQコーナーがあります。

コンクリート打ちっ放しBBQ台。 電気(ガス?)コンロのあるところもありました。 もちろん無料です。 使い終わったら次の人のために綺麗に片付けて帰る。 いい文化ですね。

カーテンフィグツリーの大樹が近くにあったので見に行きました。

今晩もしっかりと手伝ってくれました!

最後の夕食はタスマニアサーモン!

さぁ、帰ろう。 旅のいいところはしばらくすると日常に戻りたくなること。 そろそろ帰ってろくろに向かいたくなってきました! 荷物をまとめて車に積んで飛行機の時間まで植物園でぶらぶらすることに。

さようなら、南国。

長女が18歳になって、こうして家族揃って旅に出るのはこれが最後かもしれないなぁと出発前から感じていました。 職住が一緒になっている僕たちの生活は常に仕事モードで土日の休みもなく子供達を行楽地へ連れて行った記憶がほとんどありません。 家族旅行といえばいつも展覧会などの仕事が絡んでていて3人が幼い時はギャラリーの奥で退屈そうに時間を過ごしていました。初めて海外で展覧会をするようになった7年前は3女はまだ保育園に通っていたころで慣れない場所で機嫌が悪く移動中はずっと肩車をして歩いていいたことを思い出します。 たった数年で、食事の支度や片付けを手伝ってくれたり展覧会の際の梱包や搬入を手伝ってくれたりするようになったのをみて子供達の成長を感じました。 「あぁ、もうきっと一人で暮らしていける力が身についてるんだなぁ」と、とても感慨深いです。 そうそう、長女に聞くと進学して一人暮らしになっても僕たちの海外での展覧会には一緒について行きたいそうです。 それはそれでどうかなぁと思うのでした。