少し前の話ですが、、、
ある小春日和の日曜日、我が家で久しぶりにノブうどんの会が開催されました。
大谷製陶所の弟子っ子たちやカナダから帰省中の旧知の友、長女の大学の友達と一緒にワイワイ楽しくうどん打ち。久しぶりに、美味しい打ちたてうどんを堪能することができました。
うどんは、粉と塩と水と合わせて混ぜるところから始まり、初めはボソボソ、こねているうちにじょじょにまとまってきて、その塊を足でしっかり踏みしめてめていると、だんだん弾力が出てきてツルツルになって来る。それをしばらく休ませて、伸ばして切りそろえれば、美しくて美味しい美味しいうどんになる。ほんのひと握りの小麦粉が、扱い方次第でとても美味しい食べ物に生まれ変わってゆく。
なんとなく、この一連のプロセスが、人の成長に重なるような気もして、面白いと感じたのです。
とてもシンプルですごく美味しい食べ物、うどん。
ノブさんは、この食べ物を心から愛し、たくさんの人に広める伝道師のような人。
初めて会った時から月日が流れて、小さかった娘たちも大きくなり、
いろいろあって世の中が大きく変わったけれど、ノブうどんは変わらず美味しい!
この「うどん」という素朴な食べ物の変わらない優しい味。
ノブさんの、人となりそのものを写しているように思いました。
ノブさん、ありがとう!
みんなでレクチャーを受けて始まりました、うどん作り!
うどんの生地を準備して、寝かせている間に、たっぷりの昆布と鰹節などで取る濃厚なお出汁の取り方も教えてもらいました。昆布だけの時、節系を足した時、醤油などで味をつけた時と、ちょっとづつ味見しながらお勉強。どんどん味が変わっていくプロセスが面白い!
寝かせた生地を伸ばして切って、いよいよ完成間近、、、
丁寧に取ったお出汁で作ったつけつゆ、、、
大きな鍋で天ぷらもじゃんじゃん揚げて、ゆでたてのうどんに揚げたての天ぷらをトッピング。
最高の時間でした!
Comments